Jo's Auction 2026秋季芸術品オークション
LOT 1832
村上三郎
吉原治良宛手紙2通
JPY 50,000 - 80,000
| 制作年 | 1971 |
| 題識 | 1971年末、村上三郎は酒に酔った勢いで、具体美術協会を脱退する意思を吉原治良へ伝える手紙を送った。しかし翌日、酔いが覚めると、自らの衝動的な決断を詫びる手紙を改めて送り、脱退の意思を撤回した。この手紙は、村上と吉原の個人的な関係性を伝える貴重な一次資料であり、「具体」をめぐる人間的な側面をうかがい知ることのできる重要な記録である。 |
作者紹介
村上三郎、日本の芸術家。常に新しい芸術表現の方法を探求していた。1952年に、嶋本昭三らと共に「ゼロ会」を共同設立。1955年には具体美術協会に参加し、協会の最も著名なメンバーの一人となる。同年、彼のパフォーマンス作品「通過」は大きなセンセーションを巻き起こした。このパフォーマンスでは、村上が大きな枠に張られた紙の層をエネルギッシュに突き破り、スクリーンのような障壁を破った。時には、トンネルを通り抜けるように複数の紙の層を連続して突き破ることもあれば、単に一枚の層を突き破るだけの場合もありました。彼は生涯を通じてパフォーマンスアートと絵画に情熱を注ぎ続けた。
1971年末、村上三郎は酒に酔った勢いから、吉原治良に具体美術協会を脱退する意思を記した手紙を送った。翌日、冷静さを取り戻した村上は、衝動的な決断を詫びる手紙を改めて送り、脱退を撤回した。この一連の書簡は、村上と吉原の個人的な関係や、具体美術協会の活動を支えた人間的な側面を知るうえで貴重な一次資料である。
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